英英辞書選びには注意
英和・和英の辞書はどれを選んでも使えないということはありません。でも英英辞書はレベルにあわせて選ばないととっても使いづらい、というか使えない。
- よくある高価で有名な辞書のいくつかは英語を母国語とする人々のために作られていますので、中級者以下の人では殆ど使えないと思います。
- なぜなら、ある単語の意味を調べたとしましょう。その説明文に使われている単語がかなり高尚な(?)、あるいは馴染みのない単語で説明されているからです。
- その馴染みのない単語を調べるために、また辞書を引き、またわからずに....、結局何を調べようとしていたのかすら忘れてしまいます。
- また、持ち歩き用にハンディなバージョンも出てますが、説明がシンプルすぎて分かりにくいでしょう。ひどいときにはAという単語を引いたらBの意味とあるので、Bを引いてみたらAの意味とあり、AもBもわからずお手上げなんてことも。
- ズバリ、お勧めはロングマン現代英英辞典 (最新の第4版 - 最新書評はこちら)です。この辞書、non-nativeの学習者が使うことを念頭に作成されており、非常に使いやすい。説明文はおよそ2000語の語彙のみで説明することが心がけられており、例文などの選び方も非常にわかりやすいです。この辞書がすらすらわかるようになったときには少なくともその2000語はマスターしたってことです。
- この辞書、ハンディサイズのものも出てますのであわせて持っておくといいでしょう。ペーパーバックと一緒に持ち歩いても腹の立たないサイズです。ハンディサイズは奨めないといいましたが、これは使えます。